久しぶりの登山

連休中に市内の山を登ってきました。


以前一度だけ登った事があり、その時はキツかったお山です。


今回はあの時より4歳歳食ってるし、コロナ太りだしで、前よりハードになりそうな予感を満々と湛えてのスタートでした。


コンビニで飲料を1リットル買って、朝9時に登山開始。


分かっちゃいたことですけどね、行程1/3にある展望台までがキツい…


いきなりの鎖場⛓


…は??ここは市民の憩いの場だぞ?鎖場なんてここは剣岳かよ…


最高気温26°cでも絞るほど大量の汗をかく。顎から滴る汗が登山靴を濡らす😓


視界が悪いなぁ、何がくっついてるんだろう?と眼鏡を外したら、なんとメガネの下部分のフチに汗が溜まっていました。



ペットボトル500ミリ1本はすぐになくなってしまいました。


あと1本で頂上までと下りを持たせないといけないのに…


それでも展望台からの眺めは最高








ここで10分ほど休憩。



そこから頂上を目指す。残るはあと2/3………-_-b


緩やかなアップダウンを繰り返しながら1時間ほど歩きます。


登山道のちょうど頭の高さに蜘蛛の巣がたくさんあって、その中央にはでっかい赤黄黒緑のグロテスクな女郎蛛が😵🕷🕸🕷🕸


こんなん、顔に引っ掛かった日にゃどうなることか💦

後から歩いてくる人の事もあるので

ストックの先で蜘蛛の巣を壊しながら進んでいきます。



次第に疲労が蓄積してきます。足が重く、集中力もなく、お腹も空いてきました。

そう、朝ごはんは豆腐ハンバーグだったのですよね…朝のテレビでやってて美味しそうだから作っちゃったのよ…


炭水化物をしっかり摂らなかったせいと大量に汗をかいてるせいで、いつもよりバテるのが明らかに早いです。


このままでは頂上はおろか、下山も怪しい予感😓


しまった!水分だけじゃダメだ、何か持ってきてなかったかな?


リュックをおろしてポケットを探ると飴が6個あるをを見つけ、急いで1つ口に放り込みます。

飴は塩飴とフルーツ飴3つずつ。


ただの飴なのにめちゃめちゃ美味しく感じます。ガリガリ噛みたいのを我慢してゆっくり舐めます。


しばらくすると頭がスッキリしてきました。


実はこの飴は夏に別の山で知らない登山者から頂いたもの。その時はこんなにもらっても歯に悪いから食べないのになぁ、と思ったのですがこんなふうに役立つとは…


あの時飴をくれたお爺さんに感謝😭


そしてポケットを探ったとき、1番底にパウチの梅干し入りのお粥があるのを見つけました!


私偉い!非常食として入れてたんや!しかもお粥って水分も取れるし!梅干しはクエン酸も入ってるし!!


ていうか、そもそも準備が悪いダロー👎


山登るなら非常食くらい用意しとがないとですね、いくら低級登山とはいえ、体力ないオバさんが1人で登るのですもの。山で動けなくなった時の事考えとかないと(動けなくならないように準備しとかないと)いけないです、反省_φ( ̄ー ̄ )


次回からは、水分多めに、飴やクッキーなど非常食、おにぎりなどの軽食は必ず持参しようと思いました。


でもね、言い訳させてもらいますと、たいてい山は午前中登って昼には降りてくるもんだと思ってるのです。なので昼ごはんは下の店で食べて温泉浸かって買い物して帰るパターン。


山で昼ご飯なんて、しかも低級登山で弁当なんて考えもしなかったのですよね…




ま、それはともかくリュックにお粥と飴5個がある事がわかって、元気が出たので足取り軽く登っていきます。


時々飴ちゃん口に放り込みながら。


しかし時間がたつにつれ飴では追い払うことのできない空腹感が襲ってきます。


飴はカンフル剤のようなものかもしれません。集中力は維持できても、空腹感を満たす効果はないようです。


お粥は山頂で食べるために大事に取って置きたかったのですが、頂上前の急坂の下で空腹のため力尽き、座り込んだところでとうとうお粥に手を出してしまいました…





封を切って、そのままチューチュー吸い出します。


お、おいしい…(´;Д;`)✨


お米の味って…


優しい甘さ、水分をたっぷり含んだとろみのあるお粥が喉から胃袋に落ちた途端、心から安心しました。

あーこれがいい。


飴もいいけど、これが1番欲しかったやつだー(´;Д;`)



こんなにもお粥の味をはっきり旨味として感じた事はなかったです。


誰もいないのをいい事に、登山道に座ったままチューチューお粥を吸い続けました。


梅干しの塩気と酸味もいいアクセントになってくれます。ありがとう塩分、糖分、クエン酸!!



食べ終わるとやっとほっと人心地つきました。



上を見上げると急坂が待っていますが、頑張れそうです!


お粥さんパワーで登って行きました!



そして頂上!万歳!!





でもすごく狭い場所でした。


景色は下の展望台の方が余程いいので写真は撮らなかったです。


2つあるテーブルでは登山客が所狭しとお弁当を広げて賑やかに食事をしています。


さっき食べといてよかったなぁ、この中でパウチのままお粥チューチューする勇気ないもん…



空いた席に座り、お茶を飲みます。隣に座るお爺さんのお弁当を覗き見したら、お稲荷さん3つとインスタントのお味噌汁、その後、青汁を作って飲む。


それらをお弁当袋にキチンとなおして、食後に飴を取り出して舐めます


やっぱり飴かー!そうだよなー!


同じパーティのメンバーにも飴を分けていました。



その一部始終を横目で見ながら、ふむふむと勉強になりました😙


やっぱり炭水化物と塩分ですねー😙



お茶を飲んで少し休むと体がかなり冷えてきました。さて長いは無用。


立ち上がって帰路に着きます。往路とは違う道で、これがまた急坂の連続…


足腰ひざをボロボロにしながら降りてきました。


車に戻ったのは2時前。


登りに3時間、下りに1.5時間もかかってしまいました⤵︎💦


本当ならその半分の時間で行けるはずなんですけどね。


これが四十路BBAの現実……




帰りにスーパーでお昼を買って帰りました。


もちろん稲荷寿司ですヽ(*´∀`)


稲荷寿司と梅干しとどら焼き、それに味噌汁。



たっぷり炭水化物と塩分チャージしました☺️



今回の事でお粥と飴の大事さが身に染みて分かったので早速買い足しておこうと思います。